ブラックジャックのインシュランスは得か損か?メリット・デメリットを検証!

インシュランス ブラックジャック

ブラックジャックでは、ヒット(カードを追加)やスタンド(現在の手札で勝負する)といった基本的なアクションに加え、スプリット(同じ数字のカードを2手に分ける)やダブルダウン(1枚だけカードを追加し、賭け金を倍にする)など、さまざまな追加オプションを選択できます。

その中でも「インシュランス(インシュアランス)」は、ディーラーのアップカードがエースだった場合に選択できる特別な賭け方です。万が一、ディーラーがブラックジャックだった際に損失を抑えることができますが、確率や期待値を考慮すると、必ずしも有利な選択とは限りません。

インシュランスはブラックジャックの戦略の一部として重要な役割を持ちます。しっかりとルールやリスクを理解し、状況に応じた最適な判断をすることで、勝率アップを目指しましょう!

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目次

インシュアランス(Insurance)とは

インシュアランス(Insurance)とは

インシュアランスとは、ブラックジャックでプレイヤーが選択できるオプションのうちの1つです。インシュアランスをそのまま日本語に訳すと「保険」となり、文字通り保険を掛けるオプションです。ディーラーのハンドがAと10(J・Q・K含む)のブラックジャックになるかどうかについて、最初に掛けた金額の半分の金額で保険を掛けることができます。

※ブラックジャッでは、Aと10(J・Q・K含む)組み合わせをブラックジャック、またはナチュラルブラックジャックと呼びます。

ディーラーがブラックジャックを出してしまったら、プレイヤーもブラックジャックにならなければ負け確定(プレイヤー、ディーラーともにブラックジャックの場合は引き分け)となってしまいます。ですので、ディーラーがブラックジャックを出すかどうかについて保険を掛けて負けを回避しようというオプションです。ただし、いつでも保険をかけることができるわけではありません。条件があるので条件と、配当や呼び方も合わせて確認しましょう。

条件
最初にカードが配られた時点

  • ディーラーのアップカード(表向きのカード)がA(エース)の場合
  • 最初に掛けた金額の半分を掛ける必要があるためその金額以上の持ち金

配当

  • インシュアランス的中:インシュアランスで掛けた2倍の配当
  • インシュアランスハズレ:インシュアランスの掛け金没収

呼び方(読み方)

  • 「インシュアランス」「インシュランス」など

※ディーラーのカードは一般的に2枚のうち1枚を表にしてみんなに見えるように配ります。これをアップカードと呼びます。もう1枚は裏面にしたまま誰も見ることができない状態にしておきます。これをホールカードと呼びます。

いつでも保険を掛けておけば気持ちは楽になるかもしれませんがそうはいきません。上記で示した状況でなければインシュアランスを宣言することはできません。

プレイヤーのハンドがブラッジャックではなく、ディーラーのハンドがブラックジャックの場合はプレイヤーは負けとなりますが、インシュアランスを宣言することで結果的に引き分けに持ち込むことができるようになります。

インシュアランスはサイドベットとも呼ばれる選択です。なぜサイドなのかと言うと、ディーラーとプレイヤーとの本戦の勝負(オリジナルベット)は本戦の勝負として決着をつけます。それとは別に、保険を掛けるかどうかの選択をし結果が出るので、インシュアランスはあくまでサイドベットということになります。詳しくは後述しますが、本戦で負けて保険的中、本戦も負けて保険もハズす、ということもありますので選択する場合は慎重に判断しましょう。

ブラックジャック基本ルール用語

インシュアランス以外の基本用を確認しましょう。ヒットやスタンドなどの基本アクションだけでなく、戦略上重要になるオプションなどもあるのでしっかりと理解することが大切です。
すでに基本用語をお分かりの方は次の章へ!

 ヒット(Hit)
自分の手持ちのカードに追加でカードを引くことをヒットと呼びます。

 スタンド(Stand,Stay)
手持ちのカード(ハンド)にこれ以上カードを追加せず終了することをスタンドと呼びます。ステイと呼ばれることもあります。

 ダブルダウン(Double Down)
最初に掛けた掛け金と同額を追加して3枚目のカードを追加することです。また、ダブルダウンを宣言するとヒットは1回のみしか行うことができませんので要注意です。

 スプリット(Split)
最初に配られたカードが同数の場合、カードを2つに分けてそれぞれ別のハンドとしてゲームをプレイすることができます。最初に掛けた金額と同額の掛け金が必要となります。

 バースト(Bust)
カードの合計値が22以上になることをバーストと呼びます。バーストになった場合、ディーラーのハンドに関係なくプレイヤーは無条件で負けが確定します。

 プッシュ(Push)
プレイヤーとディーラーのカードの合計値が同数で引き分けとなることをプッシュと呼びます。ただし、一般的にディーラーとプレイヤーどちらもバーストした場合はプレイヤーが負けとなります。

 インシュアランス(Insurance)
ディーラーのアップカード(表向きのカード)がA(エース)だった場合に、追加で掛け金の半額を掛けて保険をかけることができます。ディーラーがA+10,J,Q,Kのブラックジャックになった場合、保険的中となり、最初に掛けた金額と同額を獲得できます。

 イーブンマネー
プレイヤーのハンドがブラックジャックの時に、ディーラーもブラックジャックになるかどうか保険を掛けるオプションです。これもインシュアランスと同じく条件があります。最初に配られる2枚のカードで、ディーラーのアップカード(表向きのカード)がA(エース)であり、かつプレイヤーのハンドが21だった場合、イーブンマネーを宣言することができます。ディーラーがブラックジャックだと保険的中、ブラックジャックにならなければハズレとなります。インシュアランスと同じく掛け金の半額を掛けます。

インシュアランスの流れ

インシュアランスはディーラーのハンドに対して最初の掛け金の半額を追加して保険を掛けることでした。実際のカードでインシュアランスの流れをみてみましょう。

最初に配られたカード:プレイヤー(掛け金10ドル)

最初に配られたカード:プレイヤー(掛け金10ドル)

最初に配られたカード:ディーラー

最初に配られたカード:ディーラー

上記のようにディーラーのアップカードがAとなりました。インシュアランスの条件に合っていますね。ここでまずはインシュアランスをするかしないかの選択をします。

インシュアランスを選択する場合は最初に掛けた金額10ドルの半額が必要になりますので、保険を掛ける場合は「インシュアランス」を宣言し5ドル追加します。

オプションの選択が終了した後、次にプレイヤーの通常のアクションを選択します。

スタンドを宣言

通常のアクションはスタンドを選択しディーラーと勝負に挑みます。

ディーラーのハンド

ディーラーのハンド

ホールカード

ホールカード

ディーラーのホールカードはKで、AとKのブラックジャックとなりました。ディーラーがブラックジャックになったので保険的中です。的中ですので、保険で掛けた5ドルの2倍の配当を受け取ることができます。

オリジナルベットとサイドベット

インシュアランスの流れを実際のカードで確認しました。最初でも触れましたが、インシュアランスはあくまでサイドベットです。通常の勝負(オリジナルベット)とは別に行うオプション選択なので、オリジナルベットの結果も確認する必要があります。上記例ではディーラーがブラックジャックを出したのでインシュアランスは的中ですが、通常の勝負では負けとなっています。

保険的中・オリジナルベット負け

ディーラーのハンド

ディーラーのハンド

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル/インシュアランス宣言)

最初に配られたカード:プレイヤー(掛け金10ドル)

プレイヤーのハンドは8+9の17ですが、ディーラーがブラックジャックなのでオリジナルベットでは負けとなり、最初の掛け金10ドルは没収されます。しかし、保険は的中しているので5ドルの倍の10ドルを獲得(合計15ドル)することができます。

よって、+-0となり引き分けに持ち込めました。

このように、インシュアランスの結果とオリジナルベットの結果を合わせて考える必要があります。その他の組み合わせもあるのでしょうか。

保険ハズレ・オリジナルベット勝ち

幸いにも保険がハズレて?さらに通常の勝負でも勝った場合はどうでしょうか。

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル)

最初に配られたカード:プレイヤー(掛け金10ドル)

ディーラーの最初のカード

最初に配られたカード:ディーラー

ディーラーのアップカードがAだったのでインシュアランスを宣言し、17でスタンドした状態です。

ディーラーのホールカード

ディーラーのホールカード

ディーラーのホールカードは4となりました。
ですので、インシュアランスはハズレです。ディーラーのハンドは

ディーラーのハンド

ディーラーのハンド

A+4=15となり、17に達していないのでさらにカードを追加します。

ディーラー専用ルール

一般的にディーラーのハンドが17以上になるまでヒットしなければならないというディーラー専用のルールがあります。

ディーラーの追加カード

ディーラーの追加カード

ディーラーのハンド

ディーラーのハンド

A+4+Q=15となり、まだ17に達していません。
ブラックジャックではAは1または11とどちらでカウントしても構わないルールとなっています。

  • A(11) + 4 = 15
  • A(1) + 4 + Q = 15

それでもまだ17には届いていないためさらにカードを追加します。

ディーラーの追加カード

ディーラーの追加カード

ディーラーのハンドは、A+4+Q+9=24で合計値が21を超えたためバーストなりました。最終結果をみてみましょう。

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル)

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル)

ディーラーのハンド

ディーラーのハンド

上記の結果から、プレイヤーはインシュアランスではハズレましたが通常の勝負で勝つことができました。

  • オリジナルベット勝利 = 10ドルの2倍の配当
  • インシュアランスハズレ = 保険として掛けた5ドルは没収

結果、15ドルを得ることができました。

保険ハズレ・オリジナルベット負け

今度はインシュアランスを掛けた場合の一番手痛い状況です。
途中までは前項と同じです。

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル)

プレイヤーのハンド(掛け金10ドル)

ディーラー

ディーラー

プレイヤーがスタンドを宣言したので、ディーラーはホールカードを開きます。ホールカードを開き17に達していない場合は、ディーラー専用ルールからヒットしてカードを追加していきます。

ディーラーの追加カード

ディーラーの追加カード

ディーラーの最終結果
A + 4 + Q + 5 = 20

ディーラーの最終的なハンドは20となりました。プレイヤーはインシュアランスを宣言しハンドは17ですので、オリジナルベットは負けであり、保険もハズレとなります。この場面ではどうでしょうか。

  • オリジナルベット負け = 最初の掛け金10ドル没収
  • インシュアランスハズレ = 保険として掛けた5ドル没収

オリジナルベットで負け、保険もハズレですべて没収の最悪の結果となりました。

このように、保険を掛ける場合、いくつかの結果があることを頭に入れておきましょう。
それ以外の組み合わせとして、保険的中でオリジナルベットも勝ちというパターンはないので覚えておきましょう。

インシュアランスの戦略

ブラックジャックでは一般的にどんな状況でもインシュアランスを掛けない方がよいと言われています。いろいろな要因がありますが、一番大きなポイントは、

  • 的中してもイーブン

ということです。
例でもご紹介した通り、保険を掛けて的中した場合、イーブンにしかならないと言う点にあります。的中でもイーブンの保険に最初の掛け金の半分を掛けるよりも、次の勝負に掛けた方がよいと考えることが一般的です。

また、ベーシックストラテジーチャートでもインシュアランスの項目はありません。

ベーシックストラテジーチャート

ブラックジャックでは、状況に応じてどの選択をすることが最良かを確率を元に算出したチャートがあり、そのチャートはベーシックストラテジーチャート(BSチャート)と呼ばれています。そのチャートによって確率に基づいた戦略的な選択をすることが可能になります。

確率から算出されるBSチャートでは、プレイヤーのカードとディーラーのアップカードから「この場面ではヒットを選択、この場面ではスタンドを選択」などと、プレイヤーがどの選択をするのが最良かを確率から細かく決めています。そのようなチャートにおいてインシュアランスが無いのです。つまり、確率的に見てインシュアランスはどのような場面でも、取るべきではない選択肢ということになります。

ベーシックストラテジーをもっと詳しく知りたい方は別の記事も合わせてお読みください!

まとめ

インシュランスは、ディーラーのハンドに対して保険をかけるサイドベットの一種です。負けを最小限に抑えるという考え方では合理的なルールですが、確率的に見ると必ずしも有利な選択肢ではないことを理解しておくことが重要です。

もちろん、ブラックジャックは確率だけで決まるゲームではなく、戦略やプレイヤーの判断が勝敗を左右します。経験豊富なプレイヤーの中には、「この場面ではインシュランスを選択する」といった自分なりのルールを持っている人もいます。一方で、初心者の方はベーシックストラテジーチャートを活用し、慣れるまではインシュランスを選択しない方が無難かもしれません。

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