
プレーの基本、準備、進行
知っておきたいブラックジャックの基本
ブラックジャックというゲームは、手持ちのカードの数字の合計が [21] を超えない範囲で [21] に近い方が勝ちという単純明快なカードゲームだ。
(以下は米国ラスベガスにおけるブラックジャックについての解説だが、基本的なことはほぼ世界共通と考えてよい)
そしてその勝負は、個々のプレーヤー(自分を含めた他の一般の客)とディーラー(カジノ側のスタッフでトランプを配る人)との 1対1 の対戦形式で勝敗が決められる。つまりプレーヤー同士(客同士)は互いにまったく関係ない。

実際のラスベガスのカジノホテルのブラックジャックテーブル。(実戦現場を真上から撮影)
初心者読者のために具体的にわかりやすく説明するならば、Aさん、Bさん、Cさんが着席しているブラックジャックテーブルにおいて、あなたも参加して合計4人でプレーすることとなった場合(ディーラーも含めると5人が現場にいることに)、対戦は Aさんとディーラー、Bさんとディーラー、Cさんとディーラー、そしてあなたとディーラーがそれぞれの手で勝負することになり、参加者同士は対戦相手ではないので互いの手はまったく関係ない。
とにかくわかりやすい単純なゲームなので、まずは恐れずに参加してみるとよいだろう。
(カジノ内でブラックジャックテーブルを探して空席を見つけたら、その席に勝手にすわってかまわない。特に何もしゃべる必要もない)
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スタート時の賭け金の出し方
スタート時の賭け金の用意に関してだが、何もむずかしいことはなく、現金(ドル紙幣)をディーラーにだまって差し出すだけでよい。(写真のようにテーブルにドル紙幣を置くだけでわかってもらえる)

紙幣は自分の手からディーラーの手に直接手渡すことなく、必ずテーブルに置くこと。それは不正防止の観点から、何ドル紙幣だったかを監視カメラが撮影する必要があるため。
すぐに差し出したドル紙幣と同じ金額のカジノチップをディーラーがくれるので、その手持ちの予算の範囲内で賭け金を決めてゲームをスタートすることになる。
この「賭け金を決める」という動作や意思表示は、自分の目の前のテーブル上の指定された位置(多くの場合、丸や四角もしくはそのカジノのロゴなどが描かれている)に賭け金を置くという行為で、それがゲームへの参加の意思表示となる。特にしゃべる必要はまったくない。というかしゃべる人などまずいない。
最初に配られるカードは2枚
プレーヤー全員が賭け金を置き終えると、ディーラーは各プレーヤーおよび自分(ディーラー自身)にカードを2枚ずつ配る。
ディーラーに配られた 2枚のカードのうちの1枚は全員に数字が見えるように表向きに配られる。この見えているカードのことを「アップカード」というが、実戦でこの言葉が使われることはないので、この言葉をあえて覚える必要はまったくない。
この写真でいえば、画面の手前(下側)がディーラー側で、指が見えているほうがプレーヤー(客側)。赤く見える丸いものはプレーヤーが置いた賭け金で、「ハートのQ」がディーラーのアップカードということになる。

ディーラーが自分自身に配った2枚のカードのうちの1枚は伏せられた状態になっている。
伏せられているカードのオープン
参加しているプレーヤー全員がカードをもらい終えた段階で(もちろんもらわない者もいるだろう)、ディーラーは自分の伏せてあるほうのカードをオープンし(表に向け)、全員の前で自分の手を披露する。
この段階でディーラーは後述するルールにより、自分の手の合計が [16] 以下であった場合は [17] 以上になるまでカードを引き続けなければならないし、[17] 以上になった段階でディーラーはそれ以上カードを引くことはできないのでゲームをストップして、あとは各プレーヤーの手とディーラー自身の手を照合しながら勝ち負けの確認作業と精算をおこなう。(←このことは超重要!)
カードの数え方
絵札(J,Q,K)はどれも 10
10、J、Q、K はすべて [10] として数え、その他のカードはその数字の通りに数える。
したがって [10] と数えるカードは 13種類中 4種類あることになり、[10] の出現率だけが飛び抜けて高いことがわかる。(この写真内のカードはどれも [10] )
これらのカードはすべて 10 として数える。
エースは 1 または 11
エース(Ace)は [1] または [11] と数えることができ、状況に応じて自分の都合のよいほうに解釈してかまわない。
したがってエースは戦略上、非常に強力な武器になることが多く、大変貴重なカードということになる。
【NOTE】
このあとの一連の説明文において、[ ] で囲まれた数字はその手の合計の数値を示し、[ ] で囲まれていない数字は個々の1枚のトランプの数字を意味するものとする。
例: エース と 3 と 5 の3枚を持っていた場合の合計は [9] または [19] である。
ブラックジャック:注意事項

\いつでも、どこでも、より大きな勝利への扉を開く /
ここまでに書けなかった注意事項やマナーなどを以下に列挙してみた。
【 カードにさわるな! 】
4デックや6デックのブラックジャックテーブルにおいては、プレーヤーに配られるカードは2枚ともオモテを向けて(数字が見える面を上にして)配られる。そのあとのカード、つまりヒットして追加で受け取るカードもオモテ向きだ。
したがって、始めからカードの数字が見える状態になっているので、自分でカードを手に持ったり、めくったりする必要がない。
そのためプレーヤーはカードにふれる必要がまったくないことから、カードにさわること自体が禁止されている。
(カードにキズをつけたり曲げたり、わずかなマークを付けたりする不正行為を防ぐため)
【 両手は禁止、常に片手で 】
1デックや2デックのテーブルにおいては、原則として、プレーヤーに配られるカードは2枚とも伏せられたままで配られる。
(使用カードの枚数が少ないため、オモテを向けて配ると、記憶力の良い人には、どのカードが何枚出てしまったかといったことがわかってしまうので、極力カードは見えないようにして配られる)
結果として各プレーヤーは、その伏せられた2枚のカードを、自分の手で取り上げて数字を確認する必要があるわけだが、その際、両手を使うことは禁止されている。つまり 必ず片手だけでカードを取り上げなければならない。
両手を使うと、もしマジシャンのようなテクニックのある者が存在していた場合、不正行為ができてしまう可能性があるからだ。
【 あいまいな動きはダメ 】
ヒット・スタンドの意思表示はハッキリ堂々とするようにしたい。日本人、特に初心者は、引くべきか引かないべきか悩んでいて決心がつかないのか、この手の動きがあいまいで(動きが小さいことが多い)、ディーラーに意思が伝わらないことがあるので要注意。
何度もあいまいな動作をしていると、ディーラーから「その手の動き、どっちなのよ?」と言われかねない。
【 手による意思表示はテーブル内で 】
同じくヒット・スタンドの意思表示の際の手の動きに関してだが、手の位置(厳密にいえば、手首よりも先の指などの位置)がブラックジャックテーブルの外、つまり手前すぎると(自分のカラダに近すぎると)、ディーラーから注意される。
自分が決めた判断に自信がないのか、それとも性格が引っ込み思案なのか、テーブルよりも手前の位置で(自分の胸付近で)指を小さく遠慮気味に振ったりしている日本人の初心者プレーヤーをしばしば見かけるが、そのような位置、つまりテーブルの外での意思表示は認められない。
理由は、テーブルの上の天井などに設置されている監視カメラに、その動作が写らないからだ。どこのカジノにおいても、プレーのあとになってから「もう1枚欲しかったのにくれなかった!」といった、ヒット・スタンドに関する言い争いや、「今のカードの合計は 19 だったのでオレは負けていない。引き分けのはずだ!」といった合計数字に関する言い争いなどに備えて、証拠映像として監視カメラに収めているのである。
その監視カメラが写している範囲はおおむね「テーブル内」なので、ヒット・スタンドの意思表示は必ずテーブル内でするようにしたい。
【 高額チップは下、低額チップは上 】
ブラックジャックというゲームは、各プレーヤーが、賭け金を所定の位置に置いてスタートするわけだが、その賭け金を置く際、異なる額面の複数のチップを重ねて置くような場合は、高額のカジノチップを下にして置かなければならない。
たとえば 5ドルチップと 25ドルチップを1枚ずつ、合計30ドル賭ける場合、25ドルチップを下にして、その上に 5ドルチップを重ねて置く必要がある。さかさまに置くとディーラーから注意されるか、ディーラーが置き換えることになる。これにはいろいろな理由があるが、究極的には不正行為に対する対策ということになる。
たとえば極端な例だが、100ドルチップ1枚と、5ドルチップ9枚の合計 10枚を賭ける際、9枚の5ドルチップの上に 100ドルチップを置くと、実際の金額は 145ドルであるにもかかわらず、真上の監視カメラからは 100ドルチップ 10枚と区別がつきにくく、客がカジノ側に「オレが勝ったのに 145ドルしかもらっていない。さっき賭けていたのは 100ドルチップ10枚だったはず」と言ってきたりした場合、カメラでの判定がむずかしくなってしまう。
また、まったく同じ置き方の状況で、ディーラーの友だちや家族がそのテーブルにやって来てプレーしていた場合、実際の賭け金は 145ドルであるにもかかわらず、プレーヤー(ディーラーの友だちや家族)が勝ったら、1000ドルを払い戻してしまうような不正行為も可能になってしまう。なぜなら監視カメラの映像では、不正行為を判別しにくいからである。
とにかく真上の監視カメラは、垂直方向の不正の監視には弱いため、高額なチップほど下に置かなければならないというルールがあることを覚えておきたい。
【 スマホは一歩下がって 】
ブラックジャックテーブルに着席した状態でのスマートフォンや携帯電話の使用は禁止なので注意したい。もしプレー中に電話がかかってきた場合、イスから降りて、一歩下がった位置で電話に出る必要がある。着信メールなどを読むときも同様だ。
なお最近は、USBケーブルなどをつなげて充電できるような装備を持ったブラックジャックテーブルが出回り始めていることもあり、スマートフォンや携帯電話の充電自体は何ら問題ない。
【 サイドベットには手を出すな 】
最近のブラックジャックテーブルには、サイドベット(side bet)と呼ばれる賭けが用意されていることが多い。
サイドベットとは、通常のブラックジャックゲームと並行して楽しめる、追加オプション的な賭けのことだ(通常の賭け金とは別に、1ドル程度の小額を賭ける)。
たとえば、最初に配られた2枚のカードの数字が同じなら XX倍、ヒットしたカードも含めた3枚のカードがすべて同じ数字のカードだったら XX倍、6枚ヒットしてもバーストしなければ XXX倍、といった感じの、偶然にたよった遊び感覚の高配当の賭けだ。
ブラックジャックにおける絵札の価値を理解することで、より戦略的なプレイが可能になります。絵札は10点としてカウントされ、エースと組み合わせれば最強のブラックジャックハンドを完成させることができます。絵札を活かしたベストなプレイを身につけ、効率的に勝利を狙いましょう!
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